*個人的な感想を綴ったブログです。
*記事の後半部分にはネタバレを含みます。ご了承ください。
映画『生きてるだけで、愛。』について

今日のおすすめ映画は、『生きてるだけで、愛。』。
原作は、劇作家・小説家の本谷有希子さんの小説。
映画としては、主演の趣里さんが第42回日本アカデミー賞(2019年)で新人俳優賞を受賞したことでも話題となりました。
そして趣里さんの相手役は、ドラマや映画、舞台と活躍中の菅田将暉さん。
そんな話題の作品『生きてるだけで、愛。』の内容と感想をまとめていきたいと思います。
あらすじ

鬱病だといって働かず、過眠症によりストレスを感じるとひたすら寝る寧子(やすこ。趣里)。なりゆきで知り合ったゴシップライターの津奈木(菅田将暉)のもとに転がり込み、寝るか津奈木に当たり散らすかの日々を送っていた。
そんな中、突然津奈木の元カノ(仲里依紗)が現れ、強引に外の世界にひきづり出されることになる。
一方で津奈木は、家では寧子のウサ晴らしの相手にされ、仕事についてもその意義がわからなくなっていた。
生きることに不器用な2人は、なぜ一緒にいて、どこに向かっていくのか…。
この映画のおすすめ度
- おすすめ度:
- ★★★★☆
- 友人と鑑賞:
- ★★★☆☆
- デートで鑑賞:
- ★★☆☆☆
- ひとり映画:
- ★★★★★
とても人間臭い物語。
登場人物たちの不器用さ、生きづらさに、誰しも共感してしまう部分があるんじゃないかなと思います。
いつのまにか引き込まれてしまって、彼らがどう生きていくのか、その先を追いたくなっていました。
登場人物に共感して、自分の内側と向き合う時間になりそうな映画です。
ひとり映画でのんびりじっくり、彼らのストーリーを観ていくのがおすすめ。
また、主人公が女性なので、女性はより共感しやすいかも。
菅田将暉さん、仲里依紗さんなど旬の役者も出演しているので、女性の友人同士で、話題の作品を何かゆるく観たいな…という時にも合うかもしれません。
映画の感想

※ここからの内容にはネタバレが含まれます!※
共感してしまう人間臭さ

この物語の一番の魅力は、登場人物たちの人間臭さ。
生きづらい人生にもがいて、
疲れてどうでもよくなって、
苦しさに涙して、
でもちょっとしたきっかけで少しだけ上を向く。
一生懸命、倦怠感、疲労感、嫉妬心、開放感…
いろんな感情が目まぐるしく飛びかっていきます。
そしてそのどれもが、誰もが一度は感じたことのあるような気持ち。
共感してしまうシーンが、一つは確実にあるんじゃないかな、と思います。
趣里さんの渾身の演技に魅せられる

そしてもう一つの魅力が、そんな人間臭い主人公を演じた趣里さんの渾身の演技。
寧子という主人公は、正直ぶっ飛んでます。
でもそのぶっ飛んだ寧子を、「こんな人もいそう」と感じさせるほどリアルに表現した、趣里さんの振り切れた演技がすごい。
津奈木に当たる時の冷めた目。
物事がうまくいかなくて、血が上った時の叫びや涙。
少し救われた時の横顔に見える、小さな希望。
寧子の不器用さ、つらさ、怒り、救われた気持ちを、実際に自分が感じているかのように共感させられました。
実際、鑑賞後の余韻として残ったのはまさに、映画の中で寧子が見せた感情でした。
観る人に実体験させるような、趣里さんの細やかでぶっ飛んでいてリアルな演技は必見です。
おわりに

今日の映画『生きてるだけで、愛。』についての、おすすめの鑑賞シチュエーションや感想はここまで。
ご興味を持たれた方はぜひ観てみてください!
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http://ikiai.jp/
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